自然科学、データサイエンス
2011年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(博士(学術))。理化学研究所脳科学総合研究センター研究員、東京大学大学院総合文化研究科助教を経て、2020年より現職。専門は、認知科学、計算論的神経科学。人間の心をひとつの情報処理機械とみなし、その計算原理を明らかにすることが研究のテーマである。最近では、行動実験と計算論に基づいたモデリングとを脳機能計測に組み合わせることで、人間の意思決定の認知メカニズムを明らかにする研究を行っている。また、色や大きさなど実際の特徴とは異なる知覚を生じる現象である錯視の研究にも長く携わってきた。