北京大学HSBCビジネススクール(PHBS)との
国際交流フォーラムが開催されました。

2019/06/11

 6月7日(金)、北京大学HSBCビジネススクール(PHBS)のMBAの皆さんが一橋大学を訪問し、国立キャンパスで国際交流フォーラムが行われました。北京大学の皆さんは、兼松講堂前にバスで到着した後、一橋大学の附属図書館を見学し、初夏の国立西キャンパスを散策しました。その後は、舞台を東キャンパスに移し、加藤俊彦先生(経営管理専攻長)による歓迎の挨拶と一橋大学紹介のプレゼンテーションを皮切りに、李燃先生(経営管理研究科講師)が司会を務める両大学の国際交流フォーラムが開催されました。マーキュリータワー7階でには、両校合わせて70人を超える参加者が集まりました。一橋大学からは大学院の学生だけでなく、SSP(渋沢スカラープログラム)の学生もフォーラムに参加し、英語による見事なプレゼンテーションを行いました。
 研究発表では、日中両国のホットな経営のトピックが広くテーマとされました。両校のプレゼンテーションでは、現在大流行中のタピオカへのSNSの影響、中国のアリババ(世界最大規模のEコマース企業)のビジネスモデル、IBMの知的財産ビジネス、中国における税務調査の問題、日本企業における多様性とイノベーションの問題などが取り上げられ、プレゼンの後は両校の学生の間で積極的な議論が繰り広げられました。その後は、皆でそろってランチタイムを楽しく過ごした後、北京大学の皆さんは李先生の引率でサントリーの工場見学に出かけました。
 近年、一橋大学を訪れる各国の名門校からのビジターの方は多く、とくにアジア圏から訪問する方々が増えています。ビジターを迎える一橋大学側としても、国際化に向けた英語コミュニケーションスキル教育体制の充実を進めてきました。商学部(授業:1年生向けPACE、2年生向けEDGE)や、MBA経営分析プログラム(授業:English Communication)によって、学生に幅広い学習機会を提供し、また商学・経営学の専門科目についても英語で履修できる科目を増やしてきました。2020年には待望の東京オリンピックが控えており、今後も一段とグローバル化が進む中で、インバウンド・アウトバウンドともに海外の人たちとの交流の機会は増えていくことでしょう。世界各国に友人を作り、一橋大学から五大洲に雄飛するチャンスが広がっています。
 商学部および経営管理専攻(HUB-SBA)では、今後も世界の名門校と交流を深め、積極的な国際交流活動を続けます。

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Heming Jinさん(左)(北京大学MBA学生連盟会長)、加藤俊彦先生(右)
 
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李燃先生
 
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渡邉安理沙さん(左)、遠藤杏奈さん(右)(一橋)

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Lu Baiさん(北京)
 
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Danfeng Wangさん(一橋)
 
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Peng Liuさん(北京)
 
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富田一路さん(一橋)
 
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サントリー工場にて
 
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兼松講堂の前にて