「マーケティング分析コンテスト2020」で、
一橋大学チームが最優秀賞他に選ばれました

2021/02/16

2020年12月8日、「マーケティング分析コンテスト2020」が開催され、一橋大学の複数のチームが優れた成果を挙げ、上位を占めました。

「マーケティング分析コンテスト」は、野村総合研究所が主催するもので、さまざまな視点から生活者の購買要因を掘り下げてデータを分析し、斬新なビジネスの法則や新しい指標等の発見を競うものです。これはこの分野では国内最大のコンテストの一つであり、次世代のマーケターを目指す学生・大学院生・社会人が、その分析能力を競います。

まず予備審査が行われ、多くの作品の中から最終審査作品が選定された後、12月8日にオンラインで行われた最終審査会では1作品ずつ丁寧に議論がなされ、(1)分析結果が有益なもの、(2)分析ロジックやプロセスの優れたもの、(3)視点や仮説設定が斬新なもの、(4)ビジネス実務への展開が可能なものなど、多面的な評価のもとで優れた作品が選ばれました。

結果として、最優秀賞、優秀賞、佳作が1作品ずつの選定となり、一橋大学のチームはそのうち2つを獲得しました。最優秀賞(第一位)には、大学院経営管理研究科の大熊佑翠さんと商学部の畝川隆宏さんによる「TVCM出稿に適さない消費者グループの分析:TV無視聴者と態度非変容者の解明」が、佳作(第三位)には、商学部の小川遼人さん、高橋優太郎さん、宋賢智さんによる「エモーショナルマーケティングによる広告効果の分析」が選ばれ、受賞の栄誉を得ました。

ゼミ生がコンテストに参加した大山睦先生は、「社会人や大学院生も参加できるコンテストで、商学部の学生が佳作を取ることは素晴らしいことだと思っております」と、学生チームの果敢なチャレンジと見事な成果を高く評価しています。

一橋大学商学部は、経営・マーケティング・会計・金融の領域で、高い実績をもっています。商学部では、国際的に通用する産業界のリーダーとなる人材をめざし、さまざまな社会科学の知見を援用しつつ、社会問題を多面的な角度から分析・解明し、それらを実学として現実世界へと応用できる方法を学びます。こうした教育が、コンテストで抜群の強さを発揮する学生の力を支えています。

マーケティング分析コンテスト詳細につきましては以下のリンクをご参照ください。

https://www.is.nri.co.jp/contest/

https://www.is.nri.co.jp/contest/2020/report.html

マーケテイング分析コンテストで受賞した一橋大学チーム

第三位を受賞した『エモーショナルマーケティングによる広告効果の分析』のチーム(大山ゼミナール)
高橋優太郞さん(向かって左)、宋賢智さん(中央)、小川遼人さん(右)