2024/12/12
一橋祭最終日の11月24日、西キャンパスのインテリジェントホールで、一橋祭運営委員会が主催する「第7回ゼミ対抗プレゼンコンテスト」が開催されました。一橋生が日ごろのゼミでの学びを自由にプレゼンし、プレゼン力とその内容を競い合います。当日は、一橋大学学長で社会学部教授の中野聡先生をはじめ、商学部教授の安田行宏先生、経済学部教授の本田文子先生が審査員を務めました。商学部からは岡本純也ゼミ、DDP(データ・デザイン・プログラム)はアタマ→カタチプロジェクト、社会学部の吉沢文武ゼミ、課外活動からは一橋観世会の4チームが参加して、白熱したプレゼンが展開されました。今回の優秀プレゼンは、昨年は優勝を逃した社会学部の吉沢文武ゼミがリベンジを果たし、見事優勝を遂げました。次回のプレゼンコンテストでは商学部ゼミの躍進を願いつつ、ゼミの一橋ならではの熱闘がまた繰り広げられることを期待します。
企画を終えて
一橋祭運営委員 原田満帆さん(法2年)、大沼琉楓さん(経2年)
今年で第7回となるゼミ対抗プレゼンコンテストでは、ゼミのほか学内プログラムやサークルの皆さまからもご参加いただきました。学部ゼミ以外からの出場もあったことで、発表内容は例年と比べてより多岐にわたり、非常に学びの多い企画になりました。審査員の先生方のそれぞれ違った視点からのご講評や質疑応答によってプレゼンの内容がより一層深まり、見ごたえのある企画になったと感じます。今年は初めて、さまざまな団体からの出場も可能という形式をとり、開催までは来場者の方の反応が不安ではありましたが、多種多様な研究内容を見られる企画として多くの方にご来場いただけたことを大変うれしく思います。
後輩のみなさんへ
普段大学で学んでいることを実際に発信して学外の人に見てもらう機会はあまりないなかで、一橋祭は多くの来場者に研究内容を発表でき、大学生活のかけがえのない思い出の一つになる場です。そんな場所での経験の一つとして本企画を選んでいただけたらと思います!
一橋祭企画紹介 「森のクラフト教室」/一橋植樹会
西プラザ1階では「森のクラフト教室」が開催されました。このイベントを企画した一橋植樹会は、「一橋大学国立キャンパス緑地基本計画」に基づく学内の環境整備と緑の保全のための支援活動を、本学の卒業生、学生、教職員が一体となって実作業などを通じて行っています。一橋祭では、キャンパス内で採れた木の実や小枝、つる草などを使い、人形や飾り物を作るイベントを実施しました。当日は一橋植樹会の学生理事のほか、一橋の自然を見守り続けてきた大先輩の方々も作品作りのサポートを行いました。
今回は3日間で500名を超える方々が来場され、大人から子どもまで終始楽しそうに大学キャンパスの自然素材を使った作品づくりに挑戦していました。この企画を通じて、一橋大学の豊かな自然と、その保全に取り組む一橋植樹会の活動を知っていただき、四季折々の植物が彩る一橋大学のキャンパスの景色を、未来へ引き継いでいってほしいと考えています。