オープンキャンパス(2020年度)

2020/09/16

活動報告

2020年度オープンキャンパス 2020年9月13日(日)開催

20200913tanaka.JPG2020年度のオープンキャンパスは新型コロナウィルス感染拡大防止のため、初めてのオンライン開催となりました。学生も教員も慣れない環境でしたが、たくさんの方にご視聴いただき感謝申し上げます。

商学部の説明会では、まず、商学部長の田中一弘教授より挨拶がありました。一橋大学商学部の伝統を受け継いだゼミナール教育と、現在と未来の社会に向けた新たな教育プログラムの特色について説明があり、企業活動を対象に研究することの意義と応用学問として商学の魅力について話がありました。

20200913uehara.JPG次に、上原渉准教授から商学部の教育方針や具体的な学習内容、留学や5年一貫教育プログラムについて説明がありました。Leadership、Innovation、Integrityを3つの柱としたミッションを定め、商学の主要4領域である経営学・マーケティング・会計学・金融論の講義と、少人数制のゼミナールにおける学習を4年間並行して履修することで、強い実践志向と高い国際性を持つ学生を育成するという商学部の教育方針について説明がありました。また、一橋大学の留学制度や、英語で学習する「渋沢スカラープログラム」、2021年度からスタートする「データ・デザイン・プログラム」、5年間で修士課程まで修了できる「5年一貫教育プログラム」といった教育各種プログラムについても紹介がありました。

20200913kochiyama.JPG続いて、河内山拓磨准教授による会計学に関する模擬講義が行われました。企業の会計が事業活動の内容を把握するためにどのように使われているのか、貸借対照表や損益計算書といった財務諸表から何が分かるのかを、実際に企業の事例を使って講義しました。また、学問としての会計を研究することの面白さを、会計制度の意味や経営者の行動の理解、会計情報の株価への影響など、様々な側面から説明していただきました。経済学や経営学、法学、心理学、ファイナンスなど、幅広い学問領域を組み合わせた応用的な社会科学という会計学の特徴を丁寧に説明していただきました。

20200913sasaki.JPG最後に、佐々木将人准教授と現役の学生4名による、パネルディスカッションが行われました。学生はそれぞれ、経営学、マーケティング、会計学、金融論のゼミナールに所属しており、渋沢スカラープログラムや5年一貫教育プログラムに参加していたり、公認会計士試験の勉強をしているなど、商学部を代表する学生たちです。商学部を目指した動機や、高校時代の勉強方法、受験対策といった高校時代の話や、大学入学後の勉強と課外活動など、様々な話題について学生の目線から話がありました。

オンライン開催に伴い、視聴者の方から事前にたくさんの質問をいただきました。学生たちの率直な回答で皆さんの疑問も解決できたのではないでしょうか。

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