2026/04/28
トピックス(商学部)
商学部では、2026年度春夏学期より「会計・監査実務のフロンティア(あずさ監査法人寄附講義)」(金曜2限)を新たに開講しました。担当教員として、有限責任あずさ監査法人より理事長の山田裕行氏のほか同監査法人で活躍する専門家をお迎えします。
本講義では、会計・開示、企業統治、監査に関してビジネスパーソンに不可欠な知識を習得するほか、監査法人等で活躍する専門家の業務について知見を得ることを狙いとしています。また、本講義の履修過程における専門家とのやり取りを通じて、これらの領域に関する知見はもとより、グローバルな視点や社会的責任の双方からの思考を習得することを目指しています。
■寄附講義の概要
| ・担当教員 | 有限責任あずさ監査法人 | 山田 裕行氏(理事長) |
| 関口 智和氏 | ||
| 土屋 大輔氏 | ||
| 宇宿 哲平氏 | ||
| 黒川 義浩氏 | ||
| 林 拓矢氏 |
・主な講義内容
1.資本市場はどのように機能しているのか
資本市場の意義や機能に加え、資本市場に上場する企業の成長性や安全性をどのように評価できるかについて学んでいく。
(コンテンツ)
・資本市場の機能/役割
・資本市場の参加者の属性と特徴
・企業価値・企業価値向上の定義
・財務分析の意義、基礎
・財務分析を活用した企業の分析(経営者・株主・債権者それぞれの視点)
2.企業の実態はどのように伝えられるのか
企業の成長性や安全性を理解するための基礎となる財務諸表やその他の企業開示がどのように作成されているかについて、会計基準や開示規則を参照しつつ学んでいく。
(コンテンツ)
・企業情報の表示・開示に関する仕組みと実務
・非財務情報と財務情報の関係
・財務諸表の作成の基礎となる会計基準(M&Aを実施する場合の対応)
・サステナビリティー情報を巡る最近の動向
・企業情報の作成実務(企業情報作成の現場で進んでいる変革)
3.経営者に対するチェック&バランス
企業経営においてどのようなリスクがあるか、また経営者が行き過ぎた行動に走らせないようにするためどのような仕組みが運用されているかについて学んでいく。
(コンテンツ)
・株式会社が抱える潜在的なコンフリクト
・コーポレートガバナンスの意義
・内部統制が果たす役割
・最近のコーポレートガバナンスに関する論点
・監査が果たす役割
・職業会計士の職業倫理・独立性
・監査のアプローチ
4.監査法人の今を知ろう
資本市場が円滑に機能するうえで監査法人が果たす役割とともに、不正会計のリスクに対処するためにどのような対応が実施されているかについて最新のトレンドを交えて学んでいく。
(コンテンツ)
・世界・日本における監査法人(国内外の対比)
・監査を巡る近時の議論(サイバーセキュリティリスク等のインシデントの増加への対応)
・テクノロジーを活用した監査
・不正への対応(ケーススタディ)
・監査法人グループによるコンサルティング業務
・監査法人の魅力と公認会計士の未来(監査、IPO、サステナビリティー、アドバイザリー)