近年、経営を取り巻く環境はますます複雑化する中、海外では修士以上の学位を持つことが当たり前になっており、日本企業においてもMBA人材は重要視されつつあります。一橋大学商学部卒の学士人材は、これまでもビジネス界および学術界から高い評価を得てきましたが、今後はさらに専門性を高めた“高度人材”が求められています。
アドバンス・プログラムは、専門領域の学習を早期に開始できるプログラムです(対象は2026年度以降の入学者)。本プログラムにより修士課程への接続が円滑になるとともに、留学との両立もしやすくなります。その結果、未来を先取りする学びを得て、“高度人材”としてキャリアをスタートさせることが可能となります。
求められる高度人材

アドバンス・プログラムは、専門領域の学習を早く始められるプログラムです。具体的には、2年次から後期ゼミに出席でき、3年次に卒業論文に取り組みます。 (対象は2026年度以降の入学者)

通常は学部4年間、修士課程2年間の計6年間で修士号が授与されますが、「学部・修士5年一貫教育プログラム」は、5年間で学士号・修士号を取得することが可能なプログラムです。5年一貫プログラムでは、4年次に卒業論文に取り組みながら、修士1年の勉強・研究をしなければなりません。それに対して、アドバンス・プログラムの場合、3年次に卒業論文に取り組むため、4年次は修士1年の勉強・研究に専念することができます。

通常の場合、後期ゼミは3・4年の2年間で、その間に1年間留学する場合、留学中は後期ゼミに出席しないため、後期ゼミには1年しか出席できません。アドバンス・プログラムであれば、後期ゼミに3年間出席するため、留学しても2年間出席できます。その上で、5年一貫教育プログラムにより修士号の取得も可能です。

学士課程で学んだ後、さらに高度な勉強をしたい人には、所定の試験を受けて大学院に進学する道も開かれています。
大学院経営管理研究科には、「経営学修士コース(以下、経営分析プログラム(MBA)) 」と「研究者養成コース」が用意されています。大学院へは通常は学部を卒業してから進学することになりますので、大学院で修士号を取得するまでには、学部入学時から数えると最短でも6年間(=学部4年間+修士課程2年間)かかるのが普通です。
この学部・修士5年一貫教育プログラムでは、学部4年次から大学院修士課程の授業を履修することによって、修士課程を形式的には、1年間(実質的には学部4年次を含めて2年間)で終えることで、1年間短縮できます。
また、「アドバンス・プログラム」により2年次から後期ゼミの専門的な勉強をスタートできます(対象は2026年度以降の入学者)。3年次に卒業論文に取り組むため、4年次には学部卒業に必要な残る単位を取りつつ、修士課程科目(経営分析プログラム/研究者養成コース)の受講を開始します。